最強の被リンク・サイト分析ツール「エイチレフス(Ahrefs)」でできることや使い方を紹介します。
- 自社サイトの分析をしたい
- 競合サイトの分析をしたい
- 被リンクを増やしたい
- 検索ボリュームを知りたい
- もっと効率的に稼ぎたい
こういった悩みをお持ちの方は、エイチレフス。おすすめです。
- エイチレフスでできること
- エイチレフスのおすすめ機能
- 自サイトの分析
- 他サイトの分析
- キーワード分析
正直、エイチレフスは高い(最低99ドル)ですが、それだけの価値があるツールなのは間違いありません。
ちなみに、「別に稼げるようになりたいとは思わない」という方は、この記事を読む必要はないです。
それなら、高いツールを使う必要性はないですからね。
でも、「もっと稼げるようになりたい」と少しでも思っているのなら、この記事は役に立つはず。
今は使えなくても、素晴らしいツールがあることを知っておくだけでも、後々につながるかもしれませんしね。

エイチレフスは月に1万円以上するので高いですが、それだけの価値があります。
Ahrefs(エイチレフス)とは


Ahrefs(エイチレフス)とは、世界で60万人もの人が使用するSEO分析ツールです。
自分のサイトはもちろん、競合サイトを分析して丸裸にすることもでき、その他にもキーワードの分析や、流入の推計まで様々なデータが得られます。
競合サイトの分析においては・・・



へえ、このサイトはこんなところからリンクをされているのか。
こんなキーワードから、こんなにアクセスがあるのか。
えっ、このキーワードで上位取れてるのか・・・。
といったような、被リンク状況、キーワードの順位、流入の推定値までライバルサイトを細かく調べることができます。
そう、まさに素っ裸にできるのです。
エイチレフスのクローラー


エイチレフスには独自のクローラー機能があり、常にクローラーBOTがWeb上を巡回しています。
しかも、上記のとおりクローラーBOTのアクティビティはGoogleに次いで二番目というほどに優秀で、非常に高い精度でのデータを収集することが可能です。



ヤフーやBingよりも優秀なBOTを備えています。
より多く、より信頼できるデータが集まっているんですね。
エイチレフスの統計


エイチレフスは、優秀なクローラーBOTを備えており、1日に70憶ものページを巡回しています。
そこから得た膨大なデータによって、URL・ドメインのリンク、検索キーワード、SNSデータなどの詳細な情報がエイチレフス内に集積されているのです。



データが反映されるスピードも速く、データからたくさんの有益情報を得ることができる素晴らしいツールですね。
エイチレフスで分析できること
エイチレフスで分析できることをまとめると下記です。
- 被リンク分析
- キーワード分析
- サイト分析
- コンテンツ分析



他にもできることはありますが、上記4つの分析が特に重要ですね。
エイチレフスの機能3つ


上記画像のとおり、エイチレフスのツールバーで重要な機能は、「サイトエクスプローラー」「キーワードエクスプローラー」「コンテンツエクスプローラー」の3つになります。
まずは、この3つの機能の見方をご紹介していきますね。
Site-explorer
(サイトエクスプローラー)
\タップすれば拡大できるよ/


サイトエクスプローラーをタップし、サイトURLを入力すると、上記のような画面になります。
サイトエクスプローラーの見方は上記画像のとおりですが、再度解説しますね。
項目 | 説明 |
---|---|
Ahrefsランク | Ahrefs内での世界ランキング |
UR | URL(ページ)の評価 |
DR | ドメインの評価 |
バックリンク | 被リンクページの総数(ページ数) |
参照ドメイン | 被リンクドメインの総数(サイト数) |
有機キーワード | 100位以内にランクインしているキーワードの数 |
有機的なトラフィック | 自然検索からの推定トラフィック数 |
トラフィック値 | 獲得しているキーワードの価値 |
なお、上記画像は当サイトのものです。
ページの強さを示すUR(日本語変換で「あなたは」になっています)は21、ドメインの強さを示すDRは31、被リンクページ数は136、被リンクサイト数は77となっています。
また、100位以内のキーワードは428、Googleからの推定流入数は210(月間)です。
Keyword-explorer
(キーワードエクスプローラー)


キーワードエクスプローラーでは、キーワードの分析ができます。
キーワードエクスプローラーを開いて分析したいキーワードを入力すると、下記画面になります。
\タップして拡大してね/


今回は「WordPressテーマおすすめ」というキーワードを分析してみました。
上記のように、そのキーワードの難易度、検索ボリューム、推定クリック数、親キーワード、関連キーワードなど、様々なデータが示されます。
さらに下にスクロールしていくと、下記画面となります。


ここでは上位記事が表示され、上位記事のページの強さ、ドメインの強さ、そのページが獲得している有機キーワード数、そのページの推定トラフィックなどが確認できます。



非常に多くの情報を得ることができます。
検索ボリュームだけでなく、月間クリック数、上位表示ページが良く使うワードなども見ることができちゃうんです。
Contents-explorer
(コンテンツエクスプローラー)


コンテンツエクスプローラーでは、文字通り「人気」となっている記事を見ることができます。
オーガニック推定トラフィック、SNSのシェア数、被リンク数などから算出された、検索以外の指標もあわせた「人気の」記事が表示されるのです。



検索結果とは全く違うランキングになっていて、SNSの重要性を改めて感じさせられる指標です。
エイチレフスの使い方【自サイト分析】
では次に、自分のサイトを分析する方法をご紹介していきます。
ドメインの強さを知る(DR)


自サイトのドメインの強さは、DRの数値で測ることができます。
この数値は他のサイトと比べた、相対的な数値となっています。



なので、一定の数値からは上がりにくくなるのかな?と思っています。
なお、体感的にはパワーランクチェックツールの「ドメインパワー」よりも正確だと感じますね。
URLの強さを知る(UR)


URLの強さとは、そのページの強さのことをいいます。
ちなみに上記のURLは、当サイトのトップページのものです。



基本的にトップページが最も高く、末端の記事ほど弱まりやすいですよ。
被リンクドメインを確認する


参照ドメインとは、被リンクしてくれているサイトの数です。



当サイトは「78」のサイトからリンクをもらっているということですね。
なお、ここをタップすると下記画面になります。


ここでは、当サイトにリンクしてくれているURLを全て見ることができます。(URLが見えないように小さく表示させています)
被リンクをくれているサイトのDRや、そのリンクが「ノーフォロー」となっているのかも見ることができます。
被リンクページを確認する


被リンクは、被リンクをくれているページ数です。
なので、1つのサイトから10本のリンクがあれば、「10」となります。



一般的には、被リンクとなるページ数よりもサイト数の方が重要だと言われています。
つまり、被リンクになるからといって、自演リンクで1つのサイトから100本被リンクを送っても100本分の効果はないですよ。
なお、ここをタップすると、下記画面になります。


ここでは、被リンクをくれているページの一覧を見ることができます。



URLをタップするとページに飛べます。
怪しいリンクがないか、なども確認できるのでリンク否認などといった対策もできますね。
オーガニックキーワードを確認する


オーガニックキーワードとは、検索順位が100位以内のキーワードがどれくらいあるのかを示しています。



当サイトは428キーワードですね。
結構少ないような・・・。
なお、枠内をタップすると下記になります。


有機キーワードのうち、トラフィック期待値が大きいキーワード順に並んでいます。



当サイトでは、「ワードプレステーマおすすめ」が最も期待値が高いですね。
検索からの推定トラフィックを確認する


オーガニックトラフィックとは、ここではGoogle検索からの月間推定流入数を示しています。



210って少ないですね・・・。
エイチレフスでは検索ボリュームがないと思われているキーワードだけど、実際には流入があるものが結構あります。
なので、少なめに設定されているような気がしますね。
エイチレフスの使い方【他サイト分析】


上記画像は、他社サイト分析モデルとして「エイチレフス公式サイト」のURLを使っての分析結果です。
「エイチレフス公式サイト」はリンクされている参照ドメイン数が「477」と、意外に少ないですね。



エイチレフスにはアフィリエイトがないので、あまり記事を書くメリットもないということでしょうか。
ニーズも少なそうだしね…。
エイチレフスの使い方【キーワード分析】
さて、では次はエイチレフスを使ったキーワード分析についてのご紹介です。
複数の検索ボリューム確認
さきほど、単一キーワードの分析画面を確認していただいたので、次は複数キーワードの分析をしていきます。
やり方は、キーワードプランナーの場合とほぼ同じですね。
ラッコキーワードなどでサジェストキーワードをコピーしてきたら、下記画面に貼り付けるだけ。


上記では「SEO対策」のサジェストキーワードを貼り付けています。
なお、分析結果は下記です。


上記のとおり、検索ボリュームが多い順番で並びます。



検索ボリュームやクリック期待値、親キーワードなども確認できますね。
検索ボリュームはキーワードプランナーとは違う結果になります。
キーワードプランナーでは見つけられないキーワードが見つかることも・・・。
関連キーワード確認
先ほどは、サジェストキーワードを外部ツールから持ってきましたが、エイチレフス内で確認することも可能です。
「SEO対策」の関連キーワードを調べてみましょう。


上記のように、キーワードエクスプローラーに「SEO対策」と入力して検索。


「SEO対策」のキーワード分析画面になったら、「関連用語」をタップ。
すると下記画面になって、サジェストキーワードと検索ボリュームなどのデータを確認できます。





関連キーワードを調べるのは、こちらの方が楽ですね。
サジェストツールを使う場合とは結果が異なる(親キーワードなども出る)ので、場合によって使い分けるのがいいですね。
トラフィックシェア
エイチレフスでは、キーワードのトラフィックシェア(クリック期待値とクリック率)も確認できます。
試しに「SEO対策」というキーワードのシェア数を確認してみましょう。


上記のようにトラフィックシェアの「ページ別」をタップします。


すると、上記画面になってトラフィック期待値やパーセンテージを見ることができます。



キーワードによって、クリック率が違います。
このキーワードでは1位のクリック率が圧倒的ですね。
エイチレフスでヘルススコアを確認


ヘルススコアは上部ツールバーの「サイト監査」をタップすると見ることができ、ページにエラーがある場合や、リンク切れのものがあったりすると評価が下がります。
なお上記画面内をタップすると、より詳細な内容が見られます。





エラーが1つありますね。
詳細を見ると、非正規なページがある(カノニカルタグ設置ページ)とのことで、問題なしでした。
エイチレフスの料金プラン


エイチレフスの料金は上記のとおり。
金額が上がるほどに使える機能が増えます。
最低でも月に99ドルなので、軽く1万円以上・・・。



ちなみに、当サイトでは99ドルのプランを使用していますよ。
個人であれば、これで十分な気がしますけどね。
しかし、高い・・・。
エイチレフスの口コミ・評判
エイチレフスの実際の評判はどうなのか、見ていきましょう。
エイチレフスの悪い評判
まずはエイチレフスの悪い評判から。



このように、Ahrefsの悪い評判は、「高い」といった点だといえますね。
エイチレフスの良い評判
続いて、良い評判です。



エイチレフスの良い評判としては、便利とか、楽しいといったものが多く見られました。
まとめ|SEO・被リンク分析ツール「Ahrefs(エイチレフス)」
いかがでしたでしょうか。
今回は、SEO・被リンク分析ツールとして超優秀な「Ahrefs(エイチレフス)」のご紹介でした。
正直、かなり高いですが、それに見合う価値はあると思います。
自サイトや他サイトの分析、キーワード分析など、Ahrefs(エイチレフス)によって得られたものはたくさんありましたから。
もしエイチレフスの支払いが問題ないようでしたら、導入を強くオススメしますよ。
\ 競合を丸裸にしちゃいましょう/
- 安く効率的に順位チェックするなら
- 検索ボリューム確認&順位チェックなら
- キーワードの選定にはコレ
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