今回は、Wordpressを始めたばかりの初心者が最低限入れておくべき、おすすめのプラグインをご紹介します。
プラグインを入れる最大のメリットは、本来なら相当面倒な設定や手続きなどを自力で行う必要がなくなるということです。

貴重な時間をほとんど記事やデザインを作ることだけに投下できますね。
今回ご紹介するプラグインはどれも絶対に入れておきたいレベルのものですので、ぜひ、この記事を見ながら一緒に設定をしていっていただければと思います。
「これからブログをはじめたい」という方は、下記の記事をご覧ください。
WordPressブログ開設のやり方を、ステップごとに画像を使って、ひとつひとつ分かりやすく解説しています。
プラグインとは、使いやすさを向上させる「追加機能」
プラグインとは、一言でいうと「追加機能」です。
プラグインを入れていくことによって、サイトの使いやすさを向上させることができます。
ただし、たくさん入れればいいというものでもないですし、入れすぎには注意した方がいいです。
重複したり、たくさん入れすぎてしまうとサイトが重くなったり、不具合が発生したりという可能性が高まってしまうからなんです。
ここでは、初心者が入れておくべき必要最低限のプラグインに絞って紹介していきます。
初心者がはじめに入れておくべきWordpressプラグイン7選
WordPressをはじめて、まずはじめに入れておきたいプラグインは、下記の7つになります。
・Classic Editor
・Contact Form 7
・Akismet
・EWWW Image Optimizer
・BackWPup
・All in One SEO Pack
・Site Kit by Google

上記のプラグインについて、インストール方法と、初期設定をするところまで解説していきますね。
できるだけわかりやすくなるように、迷子にならないように、画像付きでお話していきますので、一緒にインストール~設定作業をしていっていただければと思います。
ちなみにですが、これからご紹介するプラグインの機能がもともとついている有料テーマをお使いの場合は、機能が被ってしまうプラグインは導入しない方が良いですよ。
プラグインはあくまでも「追加機能」なので、機能がないものを追加するためのものであることを念頭におきましょう。
WordPressプラグインのインストール・初期設定方法
まずは、プラグインのインストールの方法を解説していきます。(クラシックエディターを新規追加する場合で説明します。)
プラグインのインストール方法

まず、「プラグイン」⇒「新規追加」を選択します。
プラグインを追加したいときは、いつもこの操作になります。

上記の画面になったら、
①右上の検索窓に「クラシックエディター」と入力します。
すると、Classic Editorが出てくると思います。
次に、②Classic Editorの「今すぐインストール」をクリックします。

インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。

インストールをしただけでは、まだプラグインが動いていない状態になっていますので、有効化をする必要があるんですね。
ここまでが、プラグインをインストールするまでの一連の流れです。
他のプラグインであっても同様の流れになりますので、覚えておきましょう。
では、ここからは、おすすめのプラグインの説明と、初期設定の方法を解説していきます。
おすすめプラグイン① Classic Editor
クラシックエディターというのは、前に使われていた旧式の記事投稿スタイルです。
まず、下記をご覧ください。

上の「ブロックエディター」は、Wordpressをインストールしたあとのデフォルトの記事投稿画面になります。
下の「クラシックエディター」は、ブロックエディターに変わる前の旧式の記事投稿画面です。
どうでしょうか?クラシックエディターの方が、感覚的にわかりやすいのではないでしょうか?というより、なんとなく見慣れている感があると思います。ExcelやWordなどとも似ているからですね。
というわけで、とりあえずこの「クラシックエディター」をインストールしちゃいましょう。やり方は、先ほどの説明通りにやればオッケーです。

ブロックエディターでやってみたいと思う方は、入れなくても良きですよ。
インストールをして、有効化をすれば、記事投稿画面が変わっていると思いますので、確認してみましょう。
有料テーマ「SWELL」をお使いの方は、ブロックエディターを使うことになりますので、このプラグインは入れなくてオッケーです。
また、クラシックエディターの注意点として、今のところは2021年末でサポート終了を宣言されています。ただ、実際には2021年末時点でユーザーの使用状況を見て今後サポート継続するかを判断するということなので、そのまま使い続けられる可能性も十分あると考えています。
おすすめプラグイン② Contact Form 7
Contact Form 7とは、サイトにお問い合わせフォームを設置するプラグインです。
必要性は下記の通りです。
- 相談や質問の受け皿を用意しておくことで、ユーザーに信頼される
- アドセンスの審査に通りやすくなる
- 思わぬ仕事のお話がくる可能性がある
インストール⇒有効化までのやり方は、先ほどと同じなので、省略しますね。
インストール⇒有効化ができたら、お問い合わせフォームを作っていきましょう。
お問い合わせフォームの設置

上記のように、「お問い合わせ」⇒「新規追加」を選択します。

編集画面になったら、そのまま「保存」をクリックしましょう。

上記のコードをコピーしましょう。

上記のように「固定ページ」⇒「新規追加」を選択します。

固定ページのタイトルには、「お問い合わせ」と入力します。
本文には、先ほどのコンタクトフォーム画面でコピーしたコードを貼り付けましょう。
入力ができたら、画面右上にある「公開」をクリックしましょう。

次に、「ページを表示」をクリックしましょう。

上記のようなお問い合わせフォームができていれば、完成です。
おすすめプラグイン③ Akismet(アキスメット)
このプラグインは、迷惑コメントを自動的にスパムフォルダに振り分けてくれるものになります。
ちなみに、Akismet(アキスメット)は最初からインストールされているので、まずは有効化していきましょう。
「Akismet APIキー」の取得
Akismetプラグインを利用するには、「Akismet APIキー」を取得して、設定をする必要があります。
上記の画面になったら、「Akismet アカウントを設定」をクリックして下さい。

上記画面になったら、上記を参考にして入力などをしていって下さい。
入力を完了させて、「CONTINUE WITH PERSONAL SUBSCRIPTION」をクリックすると、入力したメールアドレス宛に、認証コードがおくられてきます。

メールで送られてきた認証コードを入力します。
入力ができたら、「Continue」をクリックしましょう。
すると、再度メールがおくられてきます。

そして、上記の部分にAPIキーが表示されていますので、これを控えましょう。
Akismet設定画面でのAPIキー入力
では、Wordpressの管理画面に戻って、Akismetの設定画面に進みましょう。

上記のように「Manually enter an API key」をクリックしましょう。

上記のように「APIキー」を入力して、「APIキーを使って接続する」をクリックします。

上記画面になって、スパムから保護される状態になりました。
以上で、設定完了になります。
おすすめプラグイン④ EWWW Image Optimizer
このプラグインは、画像ファイルをアップロードするときに、画質は落とさず、自動でファイルサイズを小さく圧縮してくれる、というものです。
画像のデータ量が多いと、それだけサイトの表示速度が遅くなり、ユーザビリティ、ひいては検索順位に影響が出かねません。
なので、できればこの「EWWW Image Optimizer」は入れておきたいところです。
インストール方法については、ここまでの方法と同じように、「プラグイン」⇒「新規追加」から、「EWWW Image Optimizer」をインストールし、有効化をすればオッケーです。
インストールと有効化ができれば、特に特別な設定もいりませんので、それで完了です。
今後は、画像をアップするときに自動で圧縮してくれます。
おすすめプラグイン⑤ BackWPup
「BackWPup」は、WordPressのデータをバックアップできるというプラグインです。
何が起こるかはわかりませんし、そうなってから後悔しても遅い、ということになってしまいます。不測の事態に備えてインストールをしておきましょう。
BackWPupの設定

まず、「BackWPup」⇒「新規ジョブを追加」をクリックしましょう。

まずは、「一般」の設定になります。
「ジョブ名」を、好きなものに変更しましょう。分かりやすいものにしておけば良いです。
「ジョブタスク」は、そのままでオッケーです。
「バックアップファイルの作成」も、そのままでオッケーです。

「アーカイブ形式」はそのままでオッケーです。
「バックアップファイルの保存方法」は、上記のように「フォルダーへバックアップ」にチェックを入れます。
「ログファイル」については、どちらもそのままでオッケーです。

次は、「スケジュール」になります。
ここで変更するのは、上記画像のように、「ジョブの開始方法」だけです。
「手動」⇒「Wordpressのcron」に変更します。
変更したら、「変更を保存」をクリックしましょう。
以上で、BackWPupの設定はおわりです。
これで、毎日バックアップを自動でとってくれるようになります。
おすすめプラグイン⑥ All in One SEO Pack
このプラグインは、初心者にとっては非常に重宝するものです。
その機能は多岐にわたりますが、特に初心者にとってありがたい3つの機能を紹介すると、下記です。
・XMLサイトマップを作成してくれる
・記事内のタイトル、キーワード、ディスクリプションなどのメタタグを設定することができる
・記事のSEO対策において、診断結果を点数であらわし、足りていない部分を指摘してくれる
ちょっと解説しますね。
XMLサイトマップを作成してくれる
XMLサイトマップというのは、簡単にいうと検索エンジンに対して、サイトの案内をするものです。
要するに、アクセスアップさせるために必要なもの、と考えていただければ良いですね。
All in One SEO Packは、これを自動で作ってくれて、自動で送信してくれます。
メタタグを設定することができる
メタタグというのは、サイトや記事の情報を検索エンジンや、読者に伝えるためのもので、非常に重要度の高いものです。
サイトや記事のタイトル、キーワード、ディスクリプションなどが「メタタグ」にあたります。
SEO対策で足りていない部分を指摘してくれる
これ、初心者にとっては非常にありがたいんです。
というのも、初心者のころは、検索エンジン対策をするにあたって何を考えればいいのかが全く分からないので、それをアシストしてくれる機能は、本当にありがたいんですよね。
たとえば、「内部リンクがないですよ」とか、「タイトルが短いですよ」とか、「記事の文字数が少ないですよ」とか、「画像がないですよ」とかですね。
これって、当たり前のようで、初心者のころは分からないんですよね。僕自身がそうだったので。
なので、僕はこの機能があって良かったなって感じています。
All in One SEO Packの設定方法
まずは、いつも通りプラグインのインストール⇒有効化を行いましょう。

有効化ができると、上記の画面に移ります。「始めましょう」をクリックします。

上記の画面になったら、カテゴリを「ブログ」にします。
「ホームページのタイトル」と、「メタ説明」は、そのままでオッケーです。

上記画面に移ったら、「個人または組織」は「人」を選択します。
「個人を選択してください」は、自分のユーザー名を選択しましょう。
その下は、SNSなどのURLが分かっていれば入力をします。
入力が終わったら、「保存して続行」をクリックします。

上記のように、上から3つの項目のみチェックを入れて、「保存して続行」をクリックしましょう。

画面が変わったら、上記のように「複数の作者がいますか?」は、「いいえ」を選択しましょう。
そのほかの設定は、そのままでオッケーです。

上記のように、メールアドレスを確認して、「保存して続行」をクリックします。

ライセンスキー(有料)はないので、空欄のままで「このステップを飛ばす」をクリックしましょう。

これで、All in One SEO Packの初期設定は完了です。
「セットアップを完了し、ダッシュボードに移動します」をクリックしましょう。
これで、自動でサイトマップが作成されたり、記事の診断・点数化などがされるようになっています。
おすすめプラグイン⑦ Site Kit by Google
このプラグインを入れることで、ブログのアクセス解析などに必須のツールである「アナリティクス」や「サーチコンソール」などとWordPressを簡単に連携できます。
また、「アナリティクス」や「サーチコンソール」の登録をしていない、という方はこのプラグインから利用開始することができます。
「Site Kit by Google」の使い方については下記の記事をご覧ください。
Site Kit by Googleの設定と使い方を徹底解説!
WordPressインストール後、はじめに入れておきたいプラグインまとめ
今回は、WordPressを始めたばかりの初心者が、最低限入れておきたいおすすめのプラグインをご紹介しました。
プラグインをうまく使えば、今後のブログ運用にあたって、非常に役に立つツールとなります。
そして、プラグインを入れる最大のメリットは、本来なら相当面倒な設定や手続きなどを自力で行う必要がなくなり、貴重な時間を記事を作ることに投下できます。
まずは上記のプラグインを導入して、快適なブログライフに役立てていきましょう。
「ブログを長く続けるつもりがある」という方には、無料のテーマよりも、圧倒的に有料テーマの方がオススメです。
下記の記事では、ブロガーに大人気のテーマを厳選して比較し、おすすめのテーマをご紹介しています。
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