ブログはオワコンなんて言われていますが、本当にそうなのでしょうか。
最近、「ブログは稼げない」「ブログの時代は終わった」といった声をよく耳にします。
もしかして、ブログを始めるのは遅すぎたのかな?これから始めても意味がないのでは?
こういった疑問や悩みに答えます。
結論から言うと、ブログはオワコンなんかではありません。
今からでも十分にチャンスはあります。
なぜなら、ブログには他の媒体にはない魅力があるから。
大切なのは、ブログの可能性を信じて、挑戦し続けること。
オワコンだと決めつけるのではなく、自分なりのブログのあり方を見つけていきましょう。
正しい方法でコツコツと続ければ、必ず道は開けるはず。
この記事では、ブログがオワコンと言われる理由や、稼げる理由を詳しく解説します。
さらに、オワコンにならないブログ運営のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ブログがオワコンと言われる5つの理由
ブログがオワコンと言われる理由は、主に5つあります。
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
① 検索上位を取るのが難しくなった
ブログがオワコンと言われる理由のひとつに、近年Googleのアルゴリズム変更により、検索上位を取ることが難しくなってきている、ということがあります。
特に、YMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれる、お金や生活に直結するジャンルでは、信頼性の高いサイトが優遇される傾向にあります。
YMYL(Your Money or Your Life)とはお金や人生(健康や安全など)に大きく影響するものとGoogleが位置付ける対象を示す用語です。
【解説】YMYLとは?Google検索品質ガイドラインと対象ジャンル、対策法
個人ブログでは、太刀打ちするのが困難になっているんですよね。
しかし、あきらめる必要はありません。
YMYLではSNSを活用したり、もしくは他のジャンルを選ぶことで対応可能なので。
確かに厳しくなっていますが、ライバルも同じことなので、生き残れば勝ちやすくなりますよ。
② YouTubeやSNSの台頭で情報収集の方法が変化
ブログがオワコンと言われる理由に、YouTubeやSNSの普及により、情報収集の方法が大きく変化してきている、ということもありますね。
動画や画像による視覚的でわかりやすい情報が好まれる傾向にあり、テキストベースのブログは敬遠されがちです。
実際、若年層を中心に、YouTubeやSNSを情報収集の主な手段としている人が増えています。
しかし、文字情報の需要がなくなったわけではありません。
文字は音声や動画と比べて、情報が濃く、じっくりと読み込むことができます。
また、検索して必要な情報を探しやすいのも、文字情報ならではの強みです。
ブログの良さを生かしつつ、動画などとも組み合わせていくことが今後のカギとなるでしょう。
全体として、ソーシャル メディアがブロガーの収益に与える影響は複雑で進化し続けるトピックであり、コンテンツを収益化しようとしているブロガーにとってプラスとマイナスの両方の影響を及ぼします。ソーシャル メディアは、ブロガーにお金を稼ぎ、視聴者とつながるための新たな機会を生み出しましたが、同時に従来の収益モデルを破壊し、ますます混雑し競争が激化するオンライン環境で目立ちたいブロガーに新たな課題を生み出しました。
ソーシャルメディアがブログに与える影響
③ 副業ブームでライバルが増加
ブログがオワコンと言われる理由に、副業ブームの影響で、ブログ運営者が増加している、という点も。
それにともなって、競合サイトも増え、上位表示が難しくなっているんですよね。
さらに、企業の参入も増えているし、個人ブロガーにとって厳しい状況となっているのが現状ですね。
しかし、ライバルが増えたからこそのチャンスもあります。
自分にしかない強みを生かし、オリジナリティあふれるコンテンツを発信することで、他との差別化を図ることができるので。
ライバルを意識しつつも、あなたらしいブログ運営を心がけましょう。
参考:兼業・副業に関する動向調査データ集2022 (recruit.co.jp)
④ アフィリエイト広告の規制強化
ブログがオワコンと言われる理由に、アフィリエイト広告の規制が強化され、ブログで収益を得ることが難しくなっている、という側面もあります。
特に、ステルスマーケティングと呼ばれる、誤解を招くような内容は問題となるので注意です。
広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる「ステルスマーケティング」です。
令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。
読者に十分な説明なく、広告であることを隠して商品を紹介するようなことは避けなければいけません。
たとえば、記事上部に「広告」とか「PR」という文言を表示しておく必要があります。
参考:景品表示法とステルスマーケティング~事例で分かるステルスマーケティング告示ガイドブック[PDF:3.0MB]
広告が含まれていることを明示し、正直に情報を伝えることを心がけましょう。
それから、誇大広告は慎むことが大事です。じぶんの収益アップのために、嘘を付くのはやめましょうね。
Google が新しいサイトをインデックスに登録するのに平均して4 日から 4 週間かかります。したがって、サイトがランキングされ始めるまでには、少なくとも 1 週間から 1 か月かかります 。
インデックス作成までの時間
⑤ ブログ運営には時間がかかる
ブログがオワコンと言われる理由に、ブログ運営には多くの時間と手間がかかるというイメージがあることもありますね。
勉強、リサーチや、記事の作成、SNSでの情報発信など、やるべきことは山積みです。
本業が忙しい中、ブログに時間を割くのは難しいと感じる人も多いでしょう。
しかし、効率的な方法を取り入れれば、ブログ運営の負担を減らすことができます。
たとえばAIを活用した記事作成や、有料ツールの利用などで、作業を効率化しましょう。
時間はお金で買う、という心持ちも大事だと思いますよ。
2014 年、ブロガーは 1 つの投稿に平均 2 時間 24 分を費やしました。この数字は、2020 年には 3 時間 55 分に増加しました。2022 年のブログのトレンドによると、1 つのブログ投稿の作成に費やされる平均時間は 4 時間 1 分です。
2024 年にすべてのブロガーが知っておくべき 29 以上の重要なブログ統計
以上が、ブログがオワコンと言われる主な5つの理由です。
ブログはオワコンじゃない!今でも稼げる3つの理由
ブログはオワコンなんて言われていますが、そんなことはありません。その理由は主に3つあります。
それでは、ひとつずつ詳しく解説していきますね。
① アフィリエイト市場は拡大し続けている
アフィリエイト市場は、年々拡大し続けています。
上記の調査によると、2024年のアフィリエイト市場規模は4,661億円にも上ると想定されています。
そして、2025年には5,000億円を超えると予測されているんですよね。
つまり、インターネット広告市場全体が伸び続ける中で、アフィリエイトの存在感はますます高まっているといえるでしょう。
これだけ大きな市場であれば、個人ブロガーにもまだまだチャンスがあります。
オワコンなんて言葉に惑わされず、しっかりとアフィリエイトに取り組んでいきたいものですね。
② ロングテールキーワードで上位表示のチャンスあり
競合の多いキーワードで上位表示を狙うのは難しくなっていますが、ロングテールキーワードなら、まだまだチャンスがあります。
ロングテール キーワードは、検索ボリュームと競合レベルが比較的低い検索語です。また、ロングテール用語は、他のほとんどのキーワード タイプよりも長さ (3 単語以上) が長くなる傾向があります。
ロングテールキーワード
例えば、当サイトの事例では、「スレッズ フォロワー 増やし方」などのロングテールキーワードで1位を獲得しています。一時期は1日100人以上が見てくれていましたし、そこから収益も出ていました。
このように、競合が少なくて勝てる、ニッチなキーワードを選ぶと勝ちやすくなります。
大手サイトがターゲットにしないようなキーワードにこそ、個人ブロガーのチャンスが眠っているのです。
エイチレフスの調査によると、すべてのキーワードのうち月間検索回数が10以下のものが92.42%。そしてそれを含めたロングテールキーワード(月間検索回数~1000までと定義)は、99.85%。… pic.twitter.com/q63OfMUwEI
— ヒナキラ*ぶろぐ学部【SWELL好き】 (@OneokrockHomme) April 6, 2024
③ ブログを起点にしたビジネス展開が可能
ブログは、他ビジネスの起点としても活用できます。
例えば、ブログで自分のスキルや経験を発信し、知識やスキルをみにつけることで、有料コンテンツやYouTube、SNS運用などにつなげることができます。
つまり、ブログを起点として、様々なビジネスの可能性が開けるのですね。
なので、アフィリエイトだけでなく、自分の強みを活かした多角的な展開を考えてみるのもおもしろいでしょう。
ブログは、自分の可能性を広げるための第一歩となる、重要なツールともいえますね。
以上、ブログはオワコンではなく、今でも十分に稼げる3つの理由をお伝えしました。
オワコンにならないブログ運営のコツ
ブログをオワコンにしないためには、正しい運営方法を知ることが大切。ここでは、オワコンにならないブログ運営のコツを6つ紹介します。
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
① 得意分野で差別化をはかる
競合の多いジャンルでも、自分の得意分野で差別化をはかることが大切です。
例えば、料理ブログなら、「子育て中のママ向け」「ヘルシー」など、ターゲットを絞ったブログにすることで、他との差別化が可能です。
また、自分にしかない強みや経験を生かすことで、オリジナリティあふれるブログになります。
「◯◯の経験がある」「〇〇の資格を持っている」など、自分の強みを前面に出していきましょう。
得意分野で勝負することで、読者から信頼を得やすくなります。
差別化や強みを活かすことが、オワコンにならないブログ運営の第一歩なんですね。
② 独自の体験や視点をもり込む
ブログの価値を高めるためには、独自の体験や視点をもり込むことが重要です。
自分が実際に体験したことや、他にはない切り口で情報を発信することで、ブログに唯一無二の価値が生まれますからね。
僕の経験から言うと、経験したこと、実験したこと、体当たりで試してみたことなどを赤裸々に書くのは読者の興味を引きやすいです。
実際に、別ブログですが「〇〇〇を使ってみた体験談」といった記事を書いたところ、その記事から収益が上がりました。あなただけの体験談には価値があります。
誰もが知っている一般的な情報だけでなく、自分だからこそ伝えられる情報を発信していくことが大切なんですね。
Googleは唯一無二が大好物なので、ね。
③ 読者目線に立った有益なコンテンツにする
ブログが選ばれ続けるためには、読者目線に立った有益なコンテンツをつくり続けることが大事。
読者が抱える悩みや疑問を考え、その解決に役立つ具体的な方法をわかりやすく説明することが重要です。
実際にその方法を実践した結果もあわせて紹介すると、説得力が増しますね。
さらに、「読者にとってどんなメリットがあるのか」「どんな風に役立つのか」を常に意識しながら、記事を書くことが大切です。
また、文章だけでなく、図表や画像、動画なども活用して、わかりやすく伝えることを心がけましょう。
読者にとって価値のある情報を提供し続けることで、ファンを増やし、ブログを長く愛されるものにしていくことができますよ。
⑤ SNSとの連携で集客力アップ
ブログの集客力を高めるためには、SNSとの連携もオススメです。
Twitter(X)や、インスタなどのSNSを活用して、ブログ記事を紹介したり、記事を拡散したりすることができます。
また、SNSでフォロワーとコミュニケーションを取ることで、ブログへの興味や関心を高めることもできます。
ブログとSNSを上手に連携させることが、集客力アップのカギとなるのです。
例えばTwitterでは心を動かす文章を使ってブログ記事を紹介したり、インスタではブログの内容に関連する画像を投稿したりするなど、SNSの強みを活かすことが大切です。
ブログとSNSを両輪として活用し、多角的にアプローチすることで、集客力を大きく高めることができるでしょう。
⑥ 最低1年は継続しよう
そしてブログをオワコンにしないために最も大切なことは、継続することです。
一時的な頑張りでは、結果は出ません。
最低でも1年は、コツコツと記事を更新し続けることが重要です。
ぼく自身、ブログを始めて4ヶ月は全く収益が発生せず、挫折しそうになりました。
しかし、1年が経過した頃から月に1万円以上が安定して、今では月間10万円以上を継続できるようになりました。
最初の1年は試行錯誤の連続でしたが、それを乗り越えられたからこそ、今の結果があると思っています。
また、ブログを書き続けることで、ライティング力や訴求力も自然と身についていくものです。
さらに、アクセス解析を見ながら、ブログの改善につなげることもできます。
オワコンにならないためには、長期的な視点を持ち、諦めずに更新し続けることが何より大切だと覚えておきましょう。
以上、オワコンにならないブログ運営のコツを6つ紹介しました。
まとめ|ブログはオワコンなんかじゃない!可能性は無限大
ブログがオワコンと言われる理由 | ブログが今でも稼げる理由 |
---|---|
検索上位を取るのが難しくなった | アフィリエイト市場は拡大し続けている |
YouTubeやSNSの台頭で情報収集の方法が変化 | ロングテールキーワードで上位表示のチャンスあり |
副業ブームでライバルが増加 | ブログを起点にしたビジネス展開が可能 |
アフィリエイト広告の規制強化 | 副業の種類が増えてライバルは減少傾向 |
ブログ運営に時間がかかるというイメージ | 9割の人が辞めるので継続すれば勝てる |
今回は、ブログはオワコンなのかについて詳しく解説してきました。
これらのコツを意識して、日々のブログ運営に取り組むことが大切です。
一朝一夕では結果は出ませんが、コツコツと積み重ねることで、必ず成果につながっていくはずです。
ブログ運営は、マラソンのようなもの。
オワコンにならないためには、長く続けられるペースで、着実に歩んでいくことが何より重要ですよ。
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